九州の正教会

日本ハリストス正教会のグレゴリー神父です。熊本県人吉市から情報発信しています。

思い出

東京での出来事&個性的なわが子たち③

月曜日は2009年に亡くなった父の十三回忌法要を営みました。 命日は7月ですが、その時は緊急事態宣言下であり、10月に延期された姪の結婚式に私たち夫婦が来ることが分かっていたので、それに合わせて母が法事を延期しました。 たまたま72年に亡くなった祖母…

東京での出来事&個性的なわが子たち②

東京にいる間に、義母の墓参りに行くことにしました。 墓は鎌倉市内のカトリック墓地にあります。 もともと、生後すぐ亡くなった妻の兄のために義父が建てた墓ですが、後に義父の両親や兄など、カトリック信者でない本家の人々も入ったため、今は事実上、妻…

東京での出来事&個性的なわが子たち①

昨日まで東京に戻っていて、一週間近く投稿できませんでした。 週末に夫婦で姪(妹の長女)の結婚式に出席したためです。 姪と新郎は早稲田大学時代、同じサークルでした。 在学中は姪の側の片想いで、交際を始めたのは卒業後とのこと。彼は出身地の長野県の…

生神女就寝祭 海外の教会での思い出

一昨日、8月28日は正教会の大祭「生神女就寝祭」で、正教文化圏では盛大に祝われると書きました。 私は以前、海外の教会で実際に生神女就寝祭を体験してきましたので、今日はその思い出を書くことにします。 2015年8月はルーマニアを巡礼しました。ルーマニ…

広島の平和記念式典にジョージア大使が出席

誰もがご存じのとおり本日、8月6日は広島に世界で最初の原子爆弾が投下された日です。 今日、広島で行われた平和記念式典にジョージアのティムラズ・レジャバ駐日臨時代理大使が出席しました。 ジョージアのレジャバ大使(Twitterより転載) それにあたって…

東日本大震災から10年・自然災害の被災地住民として

東日本大震災から10年となりました。 今日は14時46分から、人吉ハリストス正教会で震災犠牲者の方たちのためにリティヤ(永眠者を記憶する祈祷)を献じました。 東日本大震災の永眠者へのリティヤ 2011年3月11日は、その年の大斎の最初の金曜日でした。 当時…

聖ニノの記念日~ジョージアの旅

1月27日(ユリウス暦の1月14日)は、コーカサスの国・ジョージアに初めてキリスト教を伝えた聖ニノの記念日です。ちなみに日本正教会はロシア語読みに従って名を「ニーナ」と表記しますが、彼女の母語のギリシャ語でもジョージア語でも読みは「ニノ」です。 …

山下りんの命日にあたって

1月26日は、昭和14年に日本人初のイコン画家・山下りん(1857-1939)が永眠した日です。 山下りん 幕末に現在の茨城県笠間市で生まれたりんは、絵描きになりたいという夢を抱いて上京。紆余曲折を経て、開校後間もない工部美術学校(現・東京芸術大学)に187…

東欧セルビアの思い出 ベオグラード聖サワ大聖堂

つい先日、セルビアの首都ベオグラードで建設が進められていた聖サワ大聖堂の内部のモザイク画が完成したと報じられていました。 完成したベオグラード聖サワ大聖堂のモザイク画 (ヴィソキ・デチャニ修道院、サワ院長のツィッターより転載) 私は2015年に初…

荒れ果てた線路~消えた鉄道の風景

7月の水害で人吉球磨を通る鉄道(JR肥薩線・くま川鉄道)は甚大な被害を受け、今も不通のままです。 近所の肥薩線の踏切から線路の方を見ると、あまりにも荒れ果てていて言葉を失います。 雑草だけでなく、低木まで生えてきて、まるで川原のようです。 荒れ…

失われた風景の思い出~町屋ギャラリー立山

人吉駅前に、昔の商家のお屋敷を改装したおしゃれなカフェ「町屋ギャラリー立山」がありました。 老舗の製茶店の立山商店が経営している店で、店に入ってすぐ瀬戸物やバッグなどの販売コーナーがあり、奥の座敷でお茶が飲める造りになっていました。 立山の…

失われた風景の思い出~上村うなぎ屋

今日で水害からちょうど2か月。 復興への道はまだ遠い先です。 人吉は鰻が名物ですが、その人吉のうなぎ屋の中で最も有名な店が紺屋町の「上村うなぎ屋」でした。 明治41年創業で、百年以上継ぎ足してきた秘伝のタレが自慢の店です。 私が人吉に来た翌月の昨…

失われた風景の思い出~肥薩線を通るななつ星

私が人吉に越して来たのは昨年10月ですが、7月4日の水害でそれまでの9か月間で見た風景のうち、二度と見られなくなってしまった(数年、または数十年後には再び見られる日がくるかもしれませんが)ものがいくつもあります。 折に触れ、それを紹介していくこ…