九州の正教会

日本ハリストス正教会のグレゴリー神父です。熊本県人吉市から情報発信しています。

40年ぶりに触れたバイオリン

熊本から人吉に出張でバイオリンを教えに来ている先生がいることを偶然知り、入門を申し込んだことは既に書きました。

 

frgregory.hatenablog.com

 

今日がいよいよレッスン初日です。

いきなりハイグレードの楽器を弾きこなすのは当然無理なので、練習用に6万円の安価なものを買いました。

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練習のために購入したバイオリン

実際に楽器を持ってレッスンを始めてみると、正しいフォームも弓の扱いも結構忘れていて直されっ放しです。もちろん最初から上手くいくとは思っていませんが、高校卒業以来、ちょうど40年ぶりに楽器に触るので、こればかりは仕方ないでしょう。


しかし、「とにかく楽しい」の一言に尽きます!

今後のレッスンが楽しみで仕方ありません。

 

レッスンが終わって帰宅し、カソックに着替えて葬儀場へ。仕事モード(?)にチェンジです。

一昨日永眠した信徒の納棺とお通夜を執り行いました。

本来お通夜(の読経)というのは、日本の伝統宗教の習慣なので、正教会には典礼文はありません。そこで永眠者記憶の一般的な祈りであるパニヒダを、埋葬式の前夜に行って通夜としています。

昨日も書いたように密集防止のため、お通夜の開式の前に「一般弔問タイム」が2時間くらい設けられていたので、待機している時間がいつもより長かったのですが、滞りなく終わりました。

 

明日は埋葬式(一般の告別式に相当)。朝から一日がかりとなりますが、しっかりやってきます。