人吉球磨地方に壊滅的な打撃を与え、67人(行方不明含む)もの方たちが犠牲になった令和2年7月豪雨災害から今日で2年です。
人吉市では午前10時に、犠牲者への黙祷を呼びかけるサイレンが鳴らされました。
球磨川流域で多くの方が犠牲になった令和2年7月豪雨から、今日で2年です。
— 九州の正教会 日本ハリストス正教会九州管区 (@ocjkyushu) 2022年7月4日
人吉市では、犠牲者への黙祷を呼びかけるサイレンが鳴らされました。
海外での戦争の惨禍もさることながら、私たちの街も壊滅的な災害から今も復興の途上にあります。 pic.twitter.com/5NhLLtcpWf
熊本豪雨から2年…追悼のサイレン 人吉市・球磨村 | 2022/7/4 11:45 - 熊本日日新聞https://t.co/4rlqeGJq0O#熊本のニュース #熊本日日新聞 #熊日 #熊本
— 熊本日日新聞社 (@KUMANICHIs) 2022年7月4日
人吉市など、自治体による犠牲者追悼の式典は今日ではなく、日曜日の昨日に行われています。
熊本豪雨の経験、次世代に 人吉市と八代市で追悼式 | 2022/7/3 12:36 - 熊本日日新聞https://t.co/15M1p4ONVk#熊本のニュース #熊本日日新聞 #熊日 #熊本
— 熊本日日新聞社 (@KUMANICHIs) 2022年7月3日
水害発生日の今日は、球磨村のラフティング発着場のランドアースに、球磨村復興祈念の竹灯籠を見に行きました。
球磨村では、あの水害で25名の方が亡くなっています。犠牲者数最多の自治体です。
ちなみに、竹灯籠の制作には、人吉ハリストス正教会も作業場所を提供させていただきました。
司祭館から球磨村に向かう道の途中には、仮設住宅が立ち並んでいます。水害から2年経っても、自宅を失って仮設住宅に住んでいる人々はまだ2千人以上もいます。
19時の点灯時刻に合わせてランドアースに到着。
ちょうど台風4号が九州に接近中で、かなり雨が降っていたのですが、ボランティアの皆さんが灯籠に点灯していました。
九州の日の入り時刻は遅く、19時ではまだ明るかったので、眺めとしては今ひとつでしたが、周りに明かりがない場所なので、夜遅くなれば綺麗だろうと思います。
敷地内にはキッチンカーも出て、納涼気分が味わえたはずなのですが、皮肉なことに災害発生の日と同じく雨降りで何とも残念…
会場のランドアースはJR肥薩線の渡駅の前ですが、この渡地区は最も被害が大きかった地域です。
肥薩線は不通のままで、駅のホームも線路も荒れ果てています。
球磨川の様子を見てみようと、土手を上りました。
今日はまだ雨がひどくないためか、流れはゆったりしていました。
2年前の今日、この川が溢れて、周囲の家々の2階の屋根まで水没したのが信じられない思いです。
台風は明日、九州北部に上陸する見込みで、人吉球磨地方も大雨が予想されています。
もう二度とあの悲劇が繰り返されないように、そして人吉球磨が一日も早く復興できるよう祈りながら、球磨村を後にしました。