本日、10月12日は作家・三浦綾子の永眠日です。
代表作『氷点』は広く知られていますが、彼女は何度も病魔と闘いながらプロテスタントの熱心な信仰を貫いた人でもあります。
彼女の作品に、わが熊本が生んだ矢嶋楫子(1833-1925)について書いた『われ弱ければ 矢嶋楫子伝』があります。
矢嶋は女子学院の初代院長や婦人矯風会の初代会長を務め、明治大正期の女性教育者・社会活動家の第一人者です。
この『われ弱ければ 矢嶋楫子伝』の映画化が進められており、いよいよ来年1月に公開される予定です。
主演の矢嶋楫子役の常盤貴子のインタビュー記事が毎日新聞に掲載されていました。
常盤貴子さん「自分自身のありよう変わる」女性役で映画主演(毎日新聞)#Yahooニュースhttps://t.co/nR7YirMA9P
— 九州の正教会 日本ハリストス正教会九州管区 (@ocjkyushu) 2021年10月12日
矢嶋楫子と3人の姉は「四賢婦人」と呼ばれ、わが国の教育界とプロテスタント宣教に直接的また間接的に多大な貢献をしています。わが熊本の誇りといっても良い女性たちだと私は思っています。
そのようなわけで、私はこの映画の公開を心待ちにしています。