九州地方、特に人吉は季節外れの猛暑が続いています。
9月18日から10月8日まで、21日間連続で最高気温30℃以上の真夏日でした。土日はようやく30℃を下回りましたが、それでも29℃。私たちが週末に出張していた熊本市内はやはり30℃超え。今日は人吉市内も31℃でした。
残暑という概念自体が合わないというか、台湾あたりの亜熱帯の国で生活しているようです。どうなっているのでしょうか?
しかし、こんなに暑くても秋の実りは訪れるのが不思議です。
人吉ハリストス正教会の旧司祭館の裏に巨大な柿の古木があるのですが、昨年の水害で隣の敷地から竹が倒れ込んできて、柿の木のある場所まで立入り困難になったので、放置していました。
すると、旧司祭館を借りて被災者支援活動をしているKさんから「教会の柿の木にたくさん実が成っているのだが、採らせていただけないか」という話が。
こちらとしては、どうせ放置している木なので「どうぞお好きなだけお持ちください」と返事しました。
今日、ご夫婦で採りに来るという話だったので、様子を見に行ったら、確かに鈴なりに実が成っていました。
私も少し収穫して、持ち帰りました。まさに秋の実りです。
さて、昨年10月10日に愛犬のほたるが死んでから、昨日で1年となりました。
私が以前の会社を辞めてから15年以上も家族の一員でいましたから、16歳で天寿を全うしたとはいえ、犬が死んだ直後は私も妻もペットロスでしばらく何も手につきませんでした。
しかし、私たち夫婦は気持ちの切り替えが早いのも事実です(笑)。犬の存命中は介護で長時間家を空けられませんでしたが、ほたるの死後は出張も遊びも泊りがけで出かけられるようになりました。おかげで、九州の魅力ある場所をいろいろ訪ねるようになって今に至っています。
ほたるがこの世を去るにあたって、私たち夫婦に「時間」というプレゼントをくれたのだと思っています。
すると午後、義理の姪(妻の弟の長女)からラインが。
今日、男の子を出産したとのこと! 義弟夫婦には初孫です。
私たち夫婦も初めて「大伯父・大伯母」となりました。
愛犬と別れ、自分たちのライフスタイルが変わってちょうど1年となって、また自分たちのライフステージが変わったのです。
今月は実の姪(私の妹の長女)の結婚式もあります。もう既に結婚しているのですが、コロナで結婚式が今月に延期になりました。
このようなわけで、私の周囲は慶事続きです。
もっとも私には社会人の子どもが4人もいるにも関わらず、初孫どころか彼らの結婚自体が期待薄なのですが…