今朝は業者と看板設置の打ち合わせで人吉ハリストス正教会へ。
教会には写真手前の公道から、細い坂の私道を上がっていかないと行かれません。
ご覧のとおり、とても分かりにくく、初めて車で来る人は気が付かずに通り過ぎてしまいます。(私もそうでした)
「正教会は信者以外、立入禁止」と言っているかのようです…
着任の翌月、妻が見るに見かねて、写真右手の電柱の前にベニヤ板を黄色く塗って立て札を立てましたが、小さすぎました。
この度、教会をママさん支援の会場に開放しましたが、来場者の皆さんが口々に「場所が分からなかった」とおっしゃるので、もうこれ以上放っておけないと思い、お金をかけて本格的な看板を立てることにしました。
打合せが終わり、教会の郵便受けを見ると教界紙のキリスト新聞さんから郵便が。
人吉の現状と教会での私たち夫婦の取組みについて掲載させてほしいというお話をいただいたのですが、それが記事になりました。
一面と二面を充てて、大きく取り上げてくださいました。
Web版にも掲載されています。
熊本豪雨災害から3カ月 復興支援を共通項に新たなつながり 人吉ハリストス正教会 2020年10月21日 | キリスト新聞社ホームページ https://t.co/TEV1KNgUYX
今回の豪雨災害は東京から遠く離れた地方の出来事であるせいか、マスコミの全国ニュースでは、最近取り上げられることがめっきり少なくなりました。
しかし被災地に住む私たちにとっては、復興はまだ遠い先のことであり、今後も厳しい道のりを歩まなくてはなりません。
人吉球磨は熊本県内でもさらに人口が少ない地域(人吉市3万人、球磨郡5万人)ですから、ここの被災者の人数が日本の人口に占める割合は、ほんのわずかかも知れません。
しかしいくら少なくても、被災者も同じ日本国民です。