スタート地はわが人吉市。水害被災地の応援キャンペーンという趣旨でしょう。
<速報>聖火リレー、人吉市を出発 | 2021/5/5 10:12 - 熊本日日新聞https://t.co/nn8TBeNdnK#熊本のニュース #熊本日日新聞 #熊日 #熊本 #東京五輪 #東京オリンピック #聖火リレー #人吉市
— 熊本日日新聞社 (@KUMANICHIs) 2021年5月5日
午前10時に人吉城を出発し、国宝・青井阿蘇神社まで国道445号線を1キロ半ほど走るとのこと。これは人吉市中心部のメインストリートですが、球磨川に沿っているため、昨年の水害で大きな被害を受け、沿道に廃墟や更地がまだ多く残っています。
人吉ハリストス正教会からすぐ近くなので、教会に車を停めて見に行ってみました。前回の東京五輪は私が1歳の時なので、当然ながら聖火リレーを見たことは過去に一度もありません。また、自分が住む街が聖火リレーのルートに選ばれるというのも、偶然にしては出来過ぎなので、これもいい経験かなと思った次第です。
仮に今後、東京五輪の開催が中止になっても、人吉で聖火リレーを見たという経験は残りますし…
今日の午前中は大雨。
聖火ランナーには有名人はおらず(人吉出身の内村光良さんがサプライズで走るだろうと言われていましたが、全くのガセネタ)、市民の方ばかりでしたが、ずぶ濡れでちょっと気の毒でした。
それよりも、協賛企業の宣伝カーの車列がパレードのように続いて、ランナーが姿を見せるまで雨の中、15分ほど宣伝カーを眺めることに。(動画はランナーが来る直前の数分間だけ残してカットしました)
名だたる一流企業ばかりですが、人吉の復興のためというならオリンピックではなく、地元自治体に寄付してくれよと、ちょっと浅ましい気持ちになってしまいました…
明日は益城町など、5年前の熊本地震の被災地をリレーして、熊本市が終点とのこと。もっとも、熊本市は県内でもコロナ感染が桁外れに拡大しているので、公道を走らないことが決定しています。
益々、何のためのイベントか分からないです。
東京五輪開催について、賛否を公言できる立場でないので書きませんが、「何のための五輪開催なのか」「五輪開催にあたり、もっと大切な国民の健康と生命をどう保障するのか」 、納得できる説明がないと素直に喜べないよなあ、と思っています。