この週末は熊本巡回でした。
予告で投稿したように、昨日は14時に熊本教会に着いて、妻と二人で約2時間半、会堂の大掃除をしました。
正教会ではロウソクを多用するので、細かいススで壁も窓も黒ずんできます。また、熊本の会堂は日当たりが悪くて湿気が多いせいか、目につかないところにカビが発生しています。
そこで壁も窓も椅子も、入念に拭き掃除しました。
窓のカーテンは20年近く経っていると思われ、古くて汚れていたので、レースのカーテン(安物ですが)を寄付し、付け替えました。
また信者がロウソクを立てる燭台も、溶けた蝋がたくさんこびりついてオブジェのようになっていたので、分解して熱湯に漬け、綺麗にしました。
教会が綺麗になって気分爽快です。
さて、東京で会計事務所に勤めている長男が長期で休みを取り、私たちに会いに来ました。
東京から神戸まで寝台特急「サンライズ」に乗車。神戸から大分までフェリーで船の旅。大分からは鉄道で、途中で阿蘇の温泉旅館に泊まるという優雅な旅程で、昨日の夕方に熊本に着きました。
そこで夜に長男と合流し、鮮魚店が経営している居酒屋に行って、親子3人で熊本の海の幸を堪能しました。
夜の熊本の街はイルミネーションで飾り付けられていました。
今日は熊本教会で早めの降誕祭。
参祷者は多くて4人くらいと予想していましたが、信者でない方も含めて7人参祷されました。コロナ対策で会食をしない代わりに、妻が参祷者に配るためにお菓子の詰め合わせを作って用意したのですが、予備を含めて全部はけてしまいました。嬉しいことです。
祈祷後は宇土市在住の最高齢信徒・ダリヤさん(97歳・仮名)を訪問。降誕祭の廻家祈祷(家庭訪問による祈祷)を献じました。
親子3人で帰宅し、出張中の司祭館の留守番をしていた次女も含めた親子4人で、相良村の温泉施設「茶湯里」(さゆり)へ。
長男が人吉に来たのは昨年10月以来で、その時は偶然愛犬が死んで慌ただしく、何もしてやれなかったので、今回はこちらの温泉にでも連れて行ってやろうと思いました。
彼は15日に東京に帰る予定ですが、私も14日から長崎に出張してしまうので、せめてその短い間だけでも息子をもてなしてやろうと思っています。
何はともあれ、仕事もプライベートも充足感のある週末でした。