私は大学時代に合唱をやっていて、妻とも合唱で知り合いました。
洗礼を受けて教会に通うようになると、「キリスト教の礼拝って合唱ばかりだな」ということを否応もなく気づかされました。
ある意味、今の神父というのは趣味の合唱とマッチした仕事(?)かも知れません。
首都圏在住時代は教会以外にも、本格的な合唱をする機会がたくさんあったのですが、人吉に来てそれは難しくなりました。
しかしコロナ禍で、たとえ都会でも人が集まって歌うことが困難となり、「リモート合唱」という概念ができました。
つまりZoomなどで練習し、本番は各自の歌声を録音して送って一つの演奏に編集するという仕組みです。このスタイルなら、身近に合唱団のない地方在住者でも参加できます。
そのようなわけで、今日は複数の「リモート合唱団」に自分の声を録音し、ネット上で送りました。
うち一つは今回が「本番」で、ステージ衣装を着て動画に撮るように指示がありました。
我が家の一室がみなし舞台というわけです。
コロナ禍が生んだ新しいコンサートのスタイルですが、やはり合唱はライブでやりたいものだと思っています。しかし、その前に同じ合唱なら教会の礼拝を真面目にやるべきですが…