九州の正教会

日本ハリストス正教会のグレゴリー神父です。2019年から九州全域を担当しています。

福岡新教会用地 リフォーム始まりました

福岡に新教会を立ち上げるため先月、会堂兼司祭館として中古住宅を購入したことは既に投稿しました。

早速、今月からリフォーム工事に入ってもらっています。

 

工事に先立ち、まず11月4日(土)にシロアリの防除工事を専門業者に施工してもらいました。せっかくリフォームして外見だけ綺麗にしても、シロアリが巣食っていたら元の木阿弥になるからです。

シロアリ防除工事

同日にリフォーム会社の社長に来てもらい、妻も交えて工事内容の打合せ。

築後17年経っていて結構古びていますので、クロス(壁紙)の全面張り替えはもちろん、玄関ドアやカーテンレールなど、劣化している場所の修繕が必要です。

クロスだけでも様々な色やデザインがあるので、見本を見ながら選びました。

リフォーム工事打合せ(クロスの選定)

しかし教会として長くやっていく以上、内装の見た目よりも建物を維持させることが最優先事項と考えています。

そこで外壁や屋根の塗装や防水工事に重点を置くことにしました。

 

職人の手配の関係で着工はかなり先になるかと思っていましたが、社長がうまく段取りしてくれて17日(金)から工事が始まりました。

今は足場が組まれて塗装が行われています。

塗装工事

今の進捗状況ならば、内装もすべて含めて12月15日前後に完成の予定です。

工事を発注する前は、年内の完成は難しいと予想していましたが、その予想が良い方に外れて嬉しくなります。

 

既に書いていますが、私たちの降誕祭は1月7日(ユリウス暦の12月25日)です。

来年の1月7日は偶然日曜日であり、もともと福岡伝道所の巡回日に当たっているので、この日に現伝道所での最後の祈祷として降誕祭を祝い、新教会を2月にオープンできればと考えています。

そのためには今後、ガスの契約、エアコンの購入と設置工事、現伝道所からの什器備品の引っ越し、本棚などの新教会用の家具の購入など、手配すべきことがたくさんあります。

この年末年始をのんびり過ごすことなど全く無縁になりますが、新しい教会造りは苦になりません。

 

まずはリフォームの完成を待ち遠しく思っています。