イエスの受難を記憶する「受難週間」は、人吉ハリストス正教会で連日祈祷を行いました。
2日(木)晩の聖大金曜日の早課では、4つの福音書の受難の記事を12分割して司祭が朗読する「十二福音の読み」を行いました。
ゲッセマネを想起させるかのように、聖堂内の照明を消して暗闇の状態で朗読します。私は老眼で、暗いところでは字が見えないので大変です…
3日(金)は、聖大金曜日の晩課をイエスが息を引き取った時刻の15時から開始。
この祈祷では、十字架から降ろされたイエスを描いたイコン「寝りの聖像」を至聖所から出し、聖堂の中央に安置します。
夕刻からの聖大土曜日の早課では、アリマタヤのヨセフがイエスの遺体を墓に運んで葬ったことを記憶して、寝りの聖像を掲げて聖堂の周囲を行列して歩く「十字行」が行われます。
行列といっても、人吉の信徒は誰も教会に来ないので、私が一人でやっているのですが…
今日は聖大土曜日の聖体礼儀を終え、聖堂を復活祭モードに模様替えして福岡に移動。
明日はいよいよ、福岡新教会で初めての復活祭。開式が今から待ち遠しいです!