この週末は鹿児島ハリストス正教会に巡回していました。
土曜日の午前中、鹿児島に出発する前にZoomで教区司祭会議。
熊本県は金曜日からコロナまん延防止措置の対象となりましたが、全国的なオミクロン株のまん延で、教区としても行事運営の見直しを迫られました。
再来週、京都教会のK伝教者の九州出張が予定されており、福岡で講話してもらうことになっていましたが、関西も福岡もどちらもコロナ感染者数が最多更新中ですので、中止が決まりました。
また私自身も2月11日に大阪教会に出張で講演予定でしたが、講演は事前収録の動画の放映とし、私自身はZoomで質疑に答えることになりました。言いにくいですが、本音としては安心しています。
今日の鹿児島での聖体礼儀は神現祭。聖堂は九州の教会の中で一番大きいのですが、参祷者は5人だけだったので、ソーシャルディスタンスは十分ありました…
神現祭はキリストが洗礼者ヨハネからヨルダン川で洗礼を受けたことを記念する祭です。
聖体礼儀に引き続き、大聖水式を執り行いました。これは水の成聖、つまり用意された水を聖水にするための祈祷です。
鹿児島はまん延防止措置の対象になっていませんが、今日は感染者が最多を更新したので、時間の問題だと思います。
これまでも書いていますが、コロナ禍で牧会は綱渡り状態です。しかし現状としては、九州の各教会では感染防止対策を取っていますし、行政も外出の自粛要請までには至っていませんので、勉強会などの各種行事は中止しても、日曜日の聖体礼儀は今後も執り行っていくつもりでいます。
欧米ではオミクロン株の感染拡大が早かった分、今はむしろ収束に向かい始めたようですので、日本も早くそうなって欲しいですね。