九州の正教会

日本ハリストス正教会のグレゴリー神父です。熊本県人吉市から情報発信しています。

令和2年7月豪雨災害犠牲者へのパニヒダ


今日は人吉ハリストス正教会で聖体礼儀を執り行いました。


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聖体礼儀に引き続き、昨年7月4日の豪雨災害から1年にあたって、犠牲になった方々を記憶してパニヒダを献じました。この時は熊本県内を中心に65名が亡くなり、2名が今も行方不明です。

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パニヒダのために妻が作った糖飯


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人吉の復興はまだこれからです。しかもつい1週間前、九州は再び豪雨災害に見舞われました。

報道によれば今は日本だけではなく、ドイツを中心にヨーロッパのライン川流域も豪雨と水害に襲われています。

コロナ禍も含めれば、さまざまな自然の猛威が次々と人間を苦しめているのですが、こういう時こそまさに「全能の神への信仰・良き将来への希望・苦しむ隣人への愛」を持ち続けられるかどうかが試されているのだと考えます。

 

次の1年で少しでも人吉の復興が進むよう、自分もできることを努めていきたいと改めて思いました。