人吉ハリストス正教会の旧司祭館を被災児童に開放するにあたり、一番の問題だったのが膨大な量の粗大ゴミでした。
境内のみすぼらしい廃屋の解体を計画しましたが、そこにあるゴミを撤去しないことには解体できないということで、ゴミ回収業者に作業を発注しました。
今はちょうど、人吉市内の被災家屋の解体が進んでいるところで、ゴミ回収業者も仕事が立て込んでおり、ようやく今日来てもらえました。
午後1時に清掃車両とトラックが到着し、作業開始。
一見順調に進んでいるように見えましたが、ボロ小屋に茂ったツル植物の中から次々と未発見のゴミが。
不用な植木鉢だけでトラック一台分もありました。
結局、ゴミを回収するだけなのに4時間もかかり、作業が終了したのは日が陰った午後5時でした。
しかし、教会をみすぼらしくしていた山のようなゴミが一掃されて気分爽快。ビフォーアフターをご覧あれ。
あとはこのボロ小屋を解体すれば駐車スペースができます。また、子どもたちにとっては危険個所がなくなります。
祈りの場所である教会がこんなゴミの山で、よく過去の人々は平気でいられたなと思いますが、誰かがどこかの時点でやらなければ片付かないのであって、その役割が私だったということでしょう。
取りあえず境内が綺麗になって新年を迎えられるので、まずは一安心です。