九州の正教会

日本ハリストス正教会のグレゴリー神父です。2019年から九州全域を担当しています。

急に秋の気配~しかし台風が心配です

台風接近の影響か、一昨日に8月から9月に変わったとたん、すっかり秋の気候に。

日曜日に栗をいただきましたが、スーパーに行ってみるともう普通に売られています。

 

家の周囲の田んぼには稲穂がついています。今月末には稲刈りになるでしょう。

しかし、今週末には観測史上類を見ないレベルの台風が九州に…

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2か月前の豪雨から生き延びて、一面に穂をつけた田んぼ。今月末には稲刈りだろうか。しかし今、史上最大規模の台風が九州に向かっている。この稲はどうなるのか。もう胸が張り裂けそうな思い。

 

豪雨から生き残ったこの田んぼがどうなってしまうのか、心配です。

 

今週末は福岡伝道所に巡回の予定ですが、「今度の日曜日はお祈りはありますか」という問い合わせが何件も。

神父の立場では「天気が悪そうだからお祈りをしません」と言えるはずがないので、少なくとも今の時点では「予定通りありますよ」としか答えようがないです。

7月の水害の時のように、土曜日の時点で交通がストップし、物理的に福岡に行くのが無理だったらさすがに不可能ですが。

仮に台風が来たとして、教会に行く行かないは個人の自由ですし、たとえ日曜日に誰も教会に来なくても、神父である自分は礼拝をするに決まっているので、本来こちらがどうこう言うことではありません。しかし彼らの心配な気持ちも分かるので、木で鼻をくくったような返事しかできなくて自分も申し訳ない気持ちです。

何はともあれ、台風で大きな災禍が引き起こされないことを祈るばかりです。