声楽家・合唱指揮者の青木洋也先生と五島を巡るツァーに、夫婦で参加したものです。
4月に青木先生がご自身のfacebookで、ツァーについて書かれていたのを見て、取り扱いの旅行会社から資料を取り寄せました。
五島は多くの潜伏キリシタンが住んでおり、明治以降もカトリック信徒が多い地域なので、ずっと以前から歴史的な聖堂や、潜伏キリシタンの遺構を見に行きたいと思っていました。
しかし、それらの多くは交通が不便な場所にあり、中には定期船の行かない島にあったりします。個人で回るにはかなり無理があります。
ところが資料を見ると、現地でバスと船をチャーターして、私が行きたいと思っていた場所を4日で回り切るという内容なのです。
もう矢も盾もたまらず、妻と参加を申し込みました。
今朝、長崎空港で羽田から来るツァーの皆さんと合流し、長崎港から高速船で五島・福江島へ。
13時に到着して、教会を訪ねて回りました。
ただしコロナ感染拡大のため、長崎大司教区では今、ミサのない時の教会への立入りを認めない方針だそうで、実際どこの聖堂にも入れませんでした。そこは残念なところです。
しかし、明治から昭和の初めにかけて建てられた聖堂は、外観だけでも見る価値があります。
(写真は上から堂崎、水ノ浦、楠原の各聖堂)
今日は現地ガイドの方がずっと付きっきりで、各教会の由来やキリシタン迫害の歴史について、実に詳細に説明してくれました。
明日はチャーター船で島々を回ります。楽しみです。