教会が建っている場所の地名は人吉市願成寺町といいますが、この願成寺は人吉藩主・相良氏の菩提寺です。
教会のすぐ近くなので、行ってみました。
願成寺は真言宗の寺院で、相良氏の初代・長頼によって1233年に建てられました。
ちなみに相良氏は、1193年に源頼朝からこの地に所領を与えられてから35代、明治の廃藩置県まで700年近くも人吉の領主だった家です。現在の当主は39代目で健在です。
かつての本堂(金堂)は西南の役で焼けてしまい、現本堂が大正11年に再建されました。大名の菩提寺の割にはとても小さいです。
本堂の前には鎌倉時代の石造の七重塔(熊本県指定重要文化財)と三重塔(人吉市文化財)が。
相良氏墓所の入り口には、初代・相良長頼の墓。
霊廟だった金堂が焼けたため、明治20年に現在の墓石が建てられたとのこと。
墓所には歴代当主とその一族の墓石が約250基も並んでおり、壮観。
国重要文化財の本尊など、多くの宝物もあるようですが、それはまたの機会に見てみようと思います。
願成寺
人吉市願成寺町956