先週の土曜日、人吉ハリストス正教会での子どものためのコンサートが終わって熊本に移動。
昨日は熊本ハリストス正教会で主の昇天祭の聖体礼儀を行いました。本来の祭日は6月10日でしたので、少し繰り下げとなります。
主の昇天祭とは何かについては投稿済みですのでご覧ください。
さて、熊本県は昨日まで国の「まん延防止等重点措置」の対象地域となっていました。そのため、県から飲食店の「20時以降の営業自粛」と「酒類の提供の終日停止」が要請されていました。
そのようなわけで、土曜日は夕食に行くのが遅くなると飲食店が閉まってしまうので、ホテルに18時過ぎに着いてすぐに街に出ましたが、多くの店は休業していました。
1月の巡回の時に行ったことのあるイタリア料理店だけが開いていたので入店。
料理は美味しくてワインが欲しくなりましたが、提供できないことは分かっているので水で我慢しました。
しかし、18時半に入店してラストオーダーの19時半までいましたが、その間私たち夫婦以外に一人も来店者がありませんでした。
良い店が休業せずに頑張って開店していても、お客が来なければ本当に大変だなと実感しました。
熊本県の重点措置は今日から解除されましたが、酒類の提供は可となったものの、熊本市だけは酒類を提供する飲食店は21時閉店という時短要請が継続します。
飲食店はもちろん、酒類のメーカーや販売業者も苦難の時が続くようです。
私自身は感染拡大防止には、飲食店の時短は所詮は小手先の策であって、欧米で既に実証されているように「ワクチン接種の徹底」に勝る方策はないと考えています。
地方は首都圏と比べると、どうしてもワクチン接種の進捗度合が低くなるようですが、感染そのもの以上に「コロナ禍で仕事がなくなる人」を減らすために、ワクチン大量接種による収束化が進んでほしいと思っています。