九州地方、特に福岡は桜の開花が遅れていて、ようやく先週の金曜日、4月3日に満開宣言となりました。

教会の方もいよいよ復活祭が近づいてきました。
昨日の4月5日(日)は西方教会(カトリックとプロテスタント)では復活祭でしたが、今年の正教会の復活祭は1週間遅れの4月12日です。
昨日はイエスのエルサレム入城を記念する聖枝祭(Palm Sunday)でした。
聖書の「(エルサレム市民はイエスを)なつめやしの枝を持って迎えに出た」(ヨハネ12:13)という記述に基づき、聖枝祭の聖体礼儀では司祷者も参祷者も枝を持つことになっています。
何の木の枝を持つかは国や地域によって違いがあり、それについて以前投稿していますですが、私は常緑樹の枝に花を添えたものを用意するようにしています。
今年も妻が近くの生花店で調達してきて、ミニ花束を作り、それを4日(土)の前晩祷で成聖しました。


日本正教会の習慣として、洗礼希望者が復活祭を信徒として迎えられるよう、聖枝祭に合同洗礼式を行うことが多く、実際福岡でも昨年の聖枝祭では3人が受洗しましたが、今年は残念ながら受洗者はゼロでした。
その代わり、新学期を迎えた子どもたちの良き学校生活を祈念して、聖体礼儀に引き続き感謝祈祷を執り行いました。
聖体礼儀の開式5分前の時点で子どもが誰も来ておらず、このままじゃ恰好がつかないなと思いましたが、少し遅れて小中高生が6名参祷したので一安心しました。

この聖枝祭からの1週間は受難週間(Passion Week)と呼ばれ、イエスの受難を記憶する祈祷が毎日行われます。
今日からの三日間は、イエスのこの世における生涯を振り返るため、四福音書の全巻を朗読します。
もっとも実際に四福音書を全て読んだら祈祷が終わらなくなってしまうので、日本正教会では四つの福音書のうち一つだけを選んで通読するのが普通です。
今年はマルコによる福音書を選択しました。
復活祭までの最終コーナーを祈りで送る毎日です。