九州の正教会

日本ハリストス正教会のグレゴリー神父です。2019年から九州全域を担当しています。

十字架叩拝の主日

7週間の大斎期間も折り返し点を迎えました。

その折り返し点の直前にあたる大斎第三主日(今年は3月15日)は「十字架叩拝の主日」と呼ばれます。

これはこの日の聖体礼儀において、私たちが神(正確には天の父)から罪の赦しを得るための代償として、キリストが十字架につけられたこと(これを贖罪の生贄という)を思い起こすために、聖堂の中央に安置された十字架に伏拝(ひれ伏して讃美)することに由来します。

つまり大斎の中間点で、キリストの受難の意味を再確認するということです。

 

今年の十字架叩拝の主日は熊本伝道所で迎えました。

熊本で十字架への伏拝を行うのは、私が着任してから初めてです。

十字架への伏拝

 

普段は妻がフラワーアレンジメントをして十字架を飾りつけています。しかし、熊本伝道所は狭くてあまり大きな飾り物を置けないので、花屋さんに頼んでスイートピーの花束をいくつか作り、小ぶりな十字架の周りに配置しました。

祈祷後に花束を女性の參祷者に配れば、後片付けの必要もありません。

安置された十字架

 

熊本での聖体礼儀の參祷者は、いつもは3人ほどですが、この日は外国人の參祷者もいたので、復活祭並みに10人もいました。

本州の中堅以上の規模の教会と比べたら微々たる人数ですが、それでもしっかりと大斎のお祈りができました。

 

復活祭まであと3週間ほど。

いよいよ大斎も後半です。