九州の正教会

日本ハリストス正教会のグレゴリー神父です。2019年から九州全域を担当しています。

長崎に到着

今日は10時半に人吉を発ち、長崎に向かいました。

 

熊本港でフェリーに乗船。船内にはカフェもあり、なかなか立派な船です。

時速60㎞で、島原までたった30分で到着しました。あまりの速さに驚きました。


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島原から2時間ほど一般道を走り、長崎には15時半に着きました。

 

最初に、明日ボートに乗船する波止場の場所を確認。

本来の祈祷日は今日で、とても天気が良く、風もなくて絶好の航海日和だったのですが、順延になって実際に乗船する明日は大雨の予報…何とも巡り合わせが悪いです。

 

ホテルにチェックインして、すぐ近くの国宝・大浦天主堂に行きました。

1865年、長崎に最初に建てられたカトリックの聖堂です。長崎を焦土にした原爆の被災を免れて生き残ったのは奇跡的ですね。


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併設されている木造の旧神学校と、赤レンガ造りの旧司教館は重要文化財。内部はキリシタンと明治期の長崎宣教関連の博物館になっています。

聖堂も素晴らしいのですが、博物館の展示は実に見応えがあって、私には聖堂以上に魅力的でした。


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大浦天主堂のある大浦町界隈はレトロな建物がたくさんあって、散策にとても良い場所でした。


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今回は仕事で来ましたが、今度はプライベートで来て、じっくり長崎の魅力を味わいたいと思っています。