先週の11日(奇しくも私の誕生日)から降り始めた大雨、一向に止む気配がありません。中国地方や中部地方にも被害が及んでいるようですが、九州の比ではないように思います。
人吉市も熊本市もこの1週間で降水量は700ミリ超え。1年間の降水量の3分の1くらいになっています。もちろん8月としては観測史上最大です。
もっとも九州では佐賀県を中心に、1週間の降水量が1000ミリを超えた地点が何か所もあります。これは年間降水量の半分以上。
佐賀県 4地点で1000ミリ超え 各地で記録的大雨続く#西日本新聞https://t.co/bQYvcCIvrw
— 西日本新聞me (@nishinippon_dsg) 2021年8月18日
九州はもう何年連続で水害に苦しめられていることか…こうなることが分かっているのですから自治体任せではなく、国レベルで九州地方の防災インフラを整備してもらいたいです。
さて、九州のコロナ感染者もオリンピックが開幕した7月下旬からうなぎ上りです。
熊本県も鹿児島県も昨日は過去最多の新規感染者。鹿児島県は初めて200人超えです。
【速報】鹿児島県で17日、新たに245人(県発表131人、鹿児島市発表114人)の新型コロナウイルス感染が確認されました。1日の新規感染者としては8/14の164人を大きく上回り、過去最多を更新しました。
— 西日本新聞鹿児島支局【公式】 (@nnp_kagoshima) 2021年8月17日
(1週間前の8/10の新規感染者は82人でした)
<速報>熊本県内の新型コロナ新規感染、過去最多271人 | 2021/8/17 16:58 - 熊本日日新聞https://t.co/vlloPYpdYg#熊本のニュース #熊本日日新聞 #熊日 #熊本
— 熊本日日新聞社 (@KUMANICHIs) 2021年8月17日
福岡県も今日、最多を更新。1200人を超えました。
【速報】福岡県の新規感染、過去最多1253人の見込みhttps://t.co/xB2ZJS1fJO
— 西日本新聞me (@nishinippon_dsg) 2021年8月18日
福岡県は18日、新型コロナウイルス感染が新たに過去最多の1253人になる見込みだと発表した。#西日本新聞me
クラスターも従来の病院や高齢者施設、飲食店などに加え、学校や学童クラブなど若年層にも広がっているように思います。
施設名は非公表ですが、「行事」の参加者12名と職員4名が感染したとのこと。どういう宗教団体か分かりませんが、どんな状況で感染拡大したのか、ちゃんと情報を開示しないと感染防止対策の参考になりません。検査を受けた全員が陽性だったので、大人数の礼拝より、室内でテーブルを囲んでの会食ではないかと思われますが、詳細が分からない以上、想像でしかありません。個人ならともかく、団体が情報開示しないなんて、よほどやましいことがあるのではないかと疑いたくなります。
熊本県内189人が新規感染 2日連続で過去最多更新 熊本市の宗教施設でクラスターも | 2021/8/12 21:07 - 熊本日日新聞https://t.co/S3wrbPXiOG#熊本のニュース #熊本日日新聞 #熊日 #熊本
— 熊本日日新聞社 (@KUMANICHIs) 2021年8月12日
いずれにせよ、教会としては日曜日の祈祷をなくすことはできない以上、教会内での感染防止を徹底しなくてはなりません。
東京のニコライ堂や大阪教会など、感染拡大が顕著で緊急事態宣言が発出された大都市の教会は、既に祈祷を非公開にしています。当然ながらそれは教会での感染を確実にゼロにできる方策です。
しかし九州については、大都市と違って不特定多数(つまり見知らぬ人)の来訪者はまずいませんし、参祷者のほとんどはワクチン二回接種済みの人々ですので、なるべく教会活動を維持していきたいとも考えます。
そこで「飛沫感染防止」に重点を置いて、「教会内では歌わない、必要な時以外話さない」ことをより徹底することにしました。
もちろん、参祷時の検温や手指の消毒、窓を開けての換気などは以前から行っていますが、それは施設の管理者であるこちらがやることであって、各参祷者には「飛沫」にポイントを絞って注意喚起するのが分かりやすいと考えました。
いま、9月号の教会報を作成していますが、飛沫感染防止のための注意事項を大きな字で掲載することにします。
結局、去年から言われてきた基本的な注意事項の繰り返しなのですが、その基本を確実に守ること以上の策はないと考えています。
まずは一日も早くこの「第五波」が収束してほしいですね。