今日は福岡伝道所の巡回日。
福岡県内のコロナ新規感染者がこの1週間で急増していますので、「神父さんは本当に福岡に来るんですか」と確認の電話がありましたが（笑）、予定通りに現地に行って聖体礼儀を執り行いました。
福岡伝道所は狭くてイコノスタシスもありませんので、普通の聖堂ではイコノスタシスに隠れて見えない司祭の所作がこのYouTubeには映っています。
しかし飛沫感染防止のために、聖歌を歌うのは私たち夫婦だけにしています。換気のためにドアを開け放っているのですが、蝉しぐれが滝が降り注ぐように聞こえてくるのが、動画を見ればお分かりになると思います。
また、今日は小学生以下の子どもたちが5人参祷しましたが、会堂の中は暑苦しくて子どもには厳しいものがあるので、外に設置したウッドデッキで遊ばせました。
今は子どもがコンスタントに参祷する教会は全国的にも少なくなっていますが、福岡は例外的に子どもが多く来ます。今日は彼らの元気な声が蝉の音とともに響いてきて、一層夏らしさを感じました。
聖体礼儀後は正午から、年に一回の信徒総会を行いました。
嬉しいことに福岡伝道所は一昨年に私が着任してから信徒が増え、それに伴って財務的にも余裕ができてきました。
さすがに新たに広い土地を取得して聖堂を建てられるようになるまでには、まだ長い道のりですが、希望をもって歩んでいきたいと思っています。
