わが家は司祭館の向かいにある昔ながらの豆腐店がお気に入りで、そこの手作りの豆腐や油揚げをいつも買っていたのですが、2月末に突然廃業してしまいました。
毎日午前2時から作業場に灯りが点いて、腰の曲がった店主夫婦が豆腐を作っていたのですが、その光景も見られなくなり、作業場はいつも灯りが消えたままになりました。
別の場所に住んでいる店主の息子が同居することになったそうで、作業場を取り壊してそこに家を建てると最近聞きました。
先週の土曜日から作業が入り、昨日の時点で建物はすっかり解体されました。
水害が起きた時も同じ思いでしたが、人吉に来てまだ2年足らずなのに、見慣れた景色がどんどん無くなっていきます。
過疎の町ならありふれた出来事かもしれませんが、寂しいですね。
今日はちょっと、しんみりした気分になっています…