長崎県大村市の方が日曜日に永眠され、ご葬儀を司祷するために一昨日から現地に来ています。
故人は本州の教会の信者さんのお父さんです。ガンで闘病中でしたが、人生の最後において受洗を決意されました。
病院でのご本人への面会が許可されず、司祭が洗礼を授けることができませんでした。それで二週間ほど前、家族がお別れのために面会を許された時、緊急時に信者が司祭の指示のもとに洗礼を行う「摂行洗礼」という方法で受洗されたのです。
今はコロナ禍で闘病中の方への洗礼に高いハードルがあるのは、鹿児島での他の方のケースでも書いていますが、今回はこのような形で信者としてお送りすることができ、本人もご遺族も安心されたので良かったと思いました。
さて、予備知識なしに訪ねたのですが、大村はとても魅力的な歴史の街でした。
写真は大村氏の居城・玖島城趾。花菖蒲の名所で、ちょうど見頃でした。
詳しくは帰宅してから、明日以降に書きます。