コロナの感染拡大が進んでいますが、九州の拡大ペースは特にひどく、昨日は九州各県で一日の新規感染者数が最多を更新しました。熊本県も三桁に達しました。
「これ以上増えないで」 熊本県内、過去最多111人感染 新型コロナ | 2021/5/9 08:00 - 熊本日日新聞https://t.co/vZpZMnoDuI#熊本のニュース #熊本日日新聞 #熊日 #熊本 #新型コロナウイルス #熊本コロナ #コロナ熊本 #時短要請
— 熊本日日新聞社 (@KUMANICHIs) 2021年5月8日
そのような訳で、会堂が狭くて密にならざるを得ず、また地域の感染者数も群を抜いている福岡と熊本については、祈祷を所属信徒限りにしたのは、これまでに書いた通りです。
そのような中、今日は熊本ハリストス正教会で復活祭の祈祷を執り行いました。
上記のように所属信徒だけしかオープンにしなかったので、先週の人吉での復活祭とは対称的に、参祷者は6人だけでした。
寂しいことですが、感染防止のためには仕方ありません。
妻が作ったイースターエッグとクリーチ(復活祭のためのロシア風菓子パン)を成聖し、祈祷後に参祷者にお配りしました。
さらに今日は母の日。所属信徒の中で高齢女性(ちょうど私たち夫婦の母親と同年代)が4人いるので、鉢植えのカーネーションをプレゼントすることにしました。
4人のうち90代の二人は参祷できなかったので、これらのプレゼントを午後、ご自宅までお届け。元気な姿を見てきました。
信者さんをコロナから守るために、教会は最大限の対策をすべきだと考えており、結果として教会の活動が制約されるのも事実なのですが、教会がエクリシア(ギリシャ語で教会。元の意味は「共同体」)であることを失わないように、信者さんとの繋がりをしっかり保っていきたいと考えています。