四組の母子が来訪されました。
熊本県内は県独自のコロナ緊急事態宣言が発令され、公民館などの施設が全て休業になってしまいました。その結果、子育て世代のお母さんの情報交換の場がない状態が続いています。
数日前、人吉市内で20人以上も集団感染するクラスターが発生し、このようにイベントをするのは緊張せざるを得ないのですが、困っている方たちを放置することはできませんので、感染防止に万全を期してサロンを継続しています。
牡蠣やその他のシーフードをバーベキューにして食べさせるカキ小屋は、福岡県の糸島が一番有名ですが、熊本県にも何か所かあります。その中で、この鏡町漁協が運営しているカキ小屋は、一年間で一か月しか営業しない期間限定店で、とても人気があります。
昨年2月、行って見ようと思ってサイトを開いたら、既に営業終了した後でした。
今年こそと思って昨日サイトを見たら、何と1月28日で営業終了とのこと。毎年空振りでは悔しいので、何が何でもと思って今日訪れました。
休日はもちろんのこと、今日も平日ながら最終日ということで昼時はずっと満席だったようですが、私たちが着いたときは午後1時半でしたので、待たずに座れました。
新鮮なシーフードを炭火で焼いていきます。
牡蠣はもちろん、他のシーフードもとても美味しくて、人吉から1時間かけて来た甲斐がありました。
食後に店の前の堤防から八代海を眺めました。
向こう側に見えている陸地は三角半島。正面の雲に隠れた奥には島原半島の雲仙普賢岳があるはずです。
熊本県の海は島原半島と天草と三角半島とに囲まれた、いわば地中海。実に豊饒です。
しかし店の人いわく、7月の豪雨災害で養殖している牡蠣が流されて、今シーズンは不漁だったとのこと。
その貴重な海の恵みを、最終営業日に味わうことができて、ありがたい気持ちになりました。