今日はかねてから準備してきた人吉ハリストス正教会旧司祭館の「アソビバ」(被災児童への無料開放)がオープンしました。
これから学年末の3月まで4ヶ月間、毎週土曜日の9時から16時まで開放します。
9時のオープン直後から保護者の送迎で子どもたちが集まり始め、だんだん賑やかになりました。
皆さん、建物に入った第一声は「あったかーい」。
今日の人吉は朝9時の時点で気温1℃。
この旧司祭館は戦前の建物で、長く空き家だったため、昔の火鉢(!)が残っていた以外はエアコンも暖房器具もありませんでした。
そこで教会にいただいた支援金で新品の石油ファンヒーターを買い、こちらのために提供しましたが、早速効を奏したようです。
先月までは、被災地区の小学校の体育館が会場でしたが、そこでは冬は寒すぎて子どもたちには可哀想なことになったでしょう。
避難生活で寒い思いをしている子どもたちに、ほんのつかの間とはいえ、暖かい場所を提供できたので、わが教会でお引き受けして良かったと思いました。
これからもキリスト者として、人のお役に立てることを考えていきたいと思っています。