一昨日、人吉ハリストス正教会の旧司祭館を、被災児童たちに開放するために大掃除。たくさんの粗大ごみが出ました。
今日は朝からその粗大ごみを車一杯に搬出。
人吉では行政は粗大ごみの回収はせず、自分で清掃工場に持ち込むか、個人で民間のゴミ回収業者を手配しなくてはなりません。
そこで私たちは市のはずれにある清掃工場に自分で持って行くことを選びました。
ゴミ搬入時と退出時の重量を受付で車ごと測って、その差をゴミの重量とみなして料金を精算する仕組みですが、ゴミの種類別に何往復もしなくてはならず、結構面倒くさいです。
水害の時は、災害ごみを持ち込んだ市民の車が連なって大渋滞となり、朝から一日中並んだのに清掃工場の営業時間内に順番が回って来なかったという悲劇が続出しましたが、分かる気がします。
しかし、膨大なゴミの量だったにも関わらず、料金はたった600円で済みました。
これであのゴミ屋敷だった旧司祭館が綺麗に生まれ変わるのですから安いものです。
帰宅して、リンゴの箱を開封。群馬県長野原町の石田観光農園さんから購入したものです。
石田観光農園さんは音楽関係の合宿所として、民宿を経営しています。大きな大学の合唱団などはほぼ常連です。
私が大学時代に所属していた早稲田大学グリークラブも、今日に至るまで何十年もお世話になっています。
私の在学時代はもう40年近く前ですが、合宿での練習も、食事も、酒盛りも、当時の風景が昨日のことのように思い出されます。
その石田観光農園さんで、今年はコロナ禍で合宿所の営業が全て休止に追い込まれてしまったとのこと。
それで石田さんが栽培しているをリンゴを買って応援しようと、クラブOB会から斡旋があり、購入を申し込んだのです。
今日は採れたてのおいしいリンゴをいただきながら、若き日の思い出に浸っていました。