今日は人吉ハリストス正教会で、お母さんのためのサロンを開催しました。
お茶と差し入れのケーキをいただきながら、皆さんの育児のご苦労や、いろいろなよもやま話に耳を傾けました。
私たち夫婦も4人子どもがいて、それなりに苦労はあったのですが、障害のあるお子さんをお持ちだったり、お子さんを亡くされたりした皆さんは、大変なご苦労をされています。
まだスタートしたばかりなので、あまり宣伝していませんが、発足後1か月となる11月第二週(11月12日)から毎週木曜日の固定開催とします。忌憚なくいろいろなお話をして、精神的な面でのお仲間を作っていただければと思っています。
空き家になっている旧司祭館も、被災児童たちの遊び場にできるよう準備を進めています。
現在はNPO法人カタリバさんが、市内の小学校の体育館を休日に借り受けて、被災した小中学生に開放しているのですが、無償貸与期間が切れて、さらに12月からは高額な暖房費を請求されるため(人吉の冬は寒く、体育館のような大きな建物には暖房なしではいられない)、冬季の代替地が必要となりました。これから教会内で説明して信徒の理解を求めていきますが、この空き物件の旧司祭館が彼らのお役に立てれば幸いに思っています。
埃だらけの古い電子ピアノを発見。電気を入れたらちゃんと音が出たので、きれいに拭いて子どもたちのために使うことにしました。
週明けに室内を大掃除して使えるようにしてみる予定です。
正直なところ、私も着任して一年間、この物件はお化け屋敷みたいで薄気味悪かったので、ほとんど足を踏み入れていませんでした。それが綺麗に生まれ変わって、子どもたちのお役に立てるならば嬉しく思います。