九州の正教会

日本ハリストス正教会のグレゴリー神父です。2019年から九州全域を担当しています。

リモート合唱への参加

私も妻も大学時代に合唱をしていました。

 

私自身は26歳で洗礼を受けましたが、最初に所属したカトリック教会も、32歳で改宗した正教会も、およそキリスト教会の典礼では「歌」が重要な位置づけであり、合唱経験者である私はどこの教会でも聖歌隊で奉仕させてもらっていました。

特に正教会は、教会の典礼で楽器を用いてはいけない(聖歌の伴奏であれ単独の奏楽であれ)と教会法で定められていますから、個別の教会の聖歌隊のレベルはともかくとして、「無伴奏の歌唱」については鍛えられたと思っています。

 

50代になってから妻も私も、教会外での合唱にも折に触れて参加していたのですが、人吉は合唱をするのに十分な環境がなく、物足りなく思っていました。

 

ただ、人吉には年に一度のイベント「犬童球渓顕彰音楽祭」で、公募合唱団のステージがあるので、それに申し込もうと妻と話していました。しかし、コロナ禍で今年の音楽祭は中止になってしまいました。

 

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そんな中で、妻の大学時代の先輩からリモート合唱への参加のお誘いが。

 

主催者の谷本喜基先生と中山美紀先生は、以前都内某所で歌った「メサイア」でご指導いただいたことがあります。

曲目はバッハのクリスマス・オラトリオ。

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バッハ作曲「クリスマス・オラトリオ」ヴォーカルスコア

バッハは私が一番好きな作曲家であり、楽譜を見ながら今月末の練習開始をワクワクしながら楽しみにしています。